置屋(屋形)は、舞妓が親元を離れ生活をする家の事で、女将さんの事を親しみを込め「お母さん」と呼び、仕込みさん(舞妓見習い)は芸事や京言葉・礼儀作法・花街のしきたりなど基本的な事を教わり、着物の用意などもしてもらいます。
今で言う芸能プロダクションのようなもので、舞妓は、ここから昼はお稽古、夜はお茶屋や料亭へ送り出されます。
お茶屋は、舞妓や芸妓がお客様をおもてなしするお座敷の事で、ここでお客様はお食事や京舞の鑑賞、お座敷遊びをされます。
一見さん(初めての方)お断りというお茶屋さんもあり、これはお客様との信頼関係があって商売が出来るという考えがあるからと言われております。
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